BRUSH UP TALK

つぎの原石

INTERLOCUTOR HIROMI TOYAMA
INTERLOCUTOR NATSUKI SHIMOKAWARA

TALK 01情熱でこじ開けた、
新卒入社の扉。

外山下河原さんは、今年の春の新卒入社ですね。
今年は新卒採用をしていなかったんですけど。(笑)

下河原はい、そうでした。(笑)私は一般的な就職活動というものにあまり意味を見出せず、まともな就職活動をほとんどせずに大学4年生の秋を迎えていました。掛け持ちしていたアルバイト先から声をかけていただいていたこともあって最悪そこへ入社すればいいや、と考えていたのですが、冷静になってみるとアルバイト時代と同じ仕事をこの先ずっとやりたいわけじゃない。ただでさえ就職活動が嫌いなのに、何年かしてまた転職活動なんて絶対にしたくありませんでした。それで遅ればせながら就職活動をはじめたわけですが、今さら大手のリクルートサイトを利用しても意味がない。だったら自分で探そうと、X(旧Twitter)で「新卒採用」「札幌採用」といったキーワードで検索をかけてみました。そこで最初に表示されたのがIVRESS。Webサイトを覗いてみるとIT業界っぽくて格好いいし、会社の雰囲気も楽しそう。ここで働きたい!とビビッときてしまいました。

外山それでDMを送ってきたんだね。

下河原はい。中途採用の募集しかされていませんでしたが、何もせずに諦めたくなかったんです。それで、「私、新卒なんですけど、会社説明会を開いてもらえませんか?」とDMを送りました。

外山「新卒予定の子からいきなりメッセージが来た」って社内的にも話題になっていましたよ。X(旧Twitter)の担当者が人事を担当している常務に相談をして、下河原さんのために会社説明会を開いたんだよね。

下河原はい、まず常務からIVRESSのことをいろいろと教えていただきました。帰り際に、「こんな会社ですけど、それでも入社したい気持ちがあるなら面接の手配をするので連絡してくださいね」と言ってくださったので、私はすぐにビルの下から「面接お願いします!」と、またメッセージをお送りして。(笑)一次面接は本部長職の方で、二次面接はいきなり社長が登場されました…

外山僕は面接のつもりはなかったのよ。たまたま札幌出張の予定が入っていて、人事担当の常務から「札幌にこういう子がいるから、もし時間合えば会ってみてもらえませんか?」って言われて、あの日お会いすることになりました。履歴書に「趣味:麻雀」と書いてあって、素直な子だなあと思ったのを覚えています。そんなこと、なかなか書かないでしょ。(笑)

下河原私はその日社長が来られることを聞かされていなかったんです。それで、最初の挨拶で「外山です」とだけおっしゃられて。あれ?確か、IVRESSの社長の名前も外山じゃなかったっけ?え?この人が社長?!って、パニックになりました。(笑)

外山僕、それをよくやるんですよ。面接の場にチラッと顔を出して、社長と言わずに名前だけ伝える。会社のことを勉強をしていないと「外山」と聞いても、誰かわからないんですよ。それだけで判断するわけじゃないですけど、一応どんな反応をするかは見ていますね。

下河原めちゃくちゃ緊張したんですけど、「僕は採用には関わらないけど、会社のことは一番理解しているので、ミスマッチが起きないようになんでも聞いてください」とおっしゃっていただいて、少しリラックスできるようになりました。

外山麻雀の話ばっかりしてたよね。会社の中で誰が強いとか、それだけで30〜40分盛り上がったのを記憶しています。

下河原私は、「転勤はありますか?」という質問に対しての社長の答えがとても印象に残っています。それは「転勤はある。だけど必ずその人がいた地域や、家族のもとに戻します。自分にも両親や子どもがいるし、そばにいた方が絶対に安心して暮らせるのはわかっているので」というもの。一次面接の際にも社長の男気エピソードはたくさん聞かせていただいたので、私の中では社長とIVRESSの株が爆上がり。この社長についていきたいと思いました。

外山そんなこと覚えてるの?下手なことは言えないですね。もう面接で話すのやめようかな。

TALK 02新卒こそ、営業として
逞しく成長を。

外山配属先は社内でも少し議論したんですが、僕は「絶対に営業じゃなきゃ駄目だよ」と。コミュニケーション能力が一番磨かれるのって、営業なんです。一番伸び代がある新卒の時期に、そのチャンスを奪ってはいけないという想いがありました。下河原さんにも面接の場で言ったよね?

下河原はい、お願いしますとお答えしました。

外山最初のうちに苦労して覚えたことは、後々必ず生きてくる。その時にIVRESSを離れているかもしれないけれど、うちで教えてあげられることは全部教えたいなという気持ちですね。

下河原社長が新卒社員に期待することってどんなことですか?

外山今というか、来年ですね。一年下の新卒社員が入社してきたときに、格好いい先輩になっていてほしいかな。たった一年でこんなに違うのか思わせてほしいですね。今はいろんな先輩に可愛がられているでしょう?

下河原はい、部署を問わず、いろんな先輩が気にかけてくださっています。

外山たくさん愛されて育った人って、愛情深い人になると思うんです。その愛情を、今度は次に入ってくる人のために使ってあげられる人になってください。あとは、キャリアを積んでからの一年と、若手の時の一年って、同じようで全然違う。仕事も忙しいと思うけど、たくさん遊んでもほしい。

下河原遊び…海外旅行に行きたいですね。

外山いいねいいね。コロナ禍が明けたら、ぜひ有給休暇取って行ってくださいよ。逆に下河原さんが僕やIVRESSに期待するのはどんなこと?

下河原もっと一緒に遊んでほしいです。

外山遊ぶ…、結構麻雀しているじゃない。すでに4〜5回しているよ?

下河原そうですね。(笑)社長だけでなく、社内のいろんな人と、仕事もプライベートも分け隔てなく関わりたいと思っています。皆さんのことが本当に好きで、もっと一緒にいたい。飲みに行けるなら行きたいし、旅行にも一緒に行きたいです。

外山本来は毎年、社員旅行と社員総会を交互にやっているんだけど、新型コロナウイルスの影響でできなくなっちゃったからね。今年はハワイに行きたかったんだけど、中止になってしまいました。早く一緒に行けるといいね。

TALK 03弱みだって、そのままでいい。

下河原私、打たれ強くなりたいんです。

外山打たれ弱いよね。それはすごく感じるよ。

下河原波に乗っているときはいいんですけど、落ち込んだ時に戻すのに時間がかかるタイプで。「社長、もう無理です」「先輩、助けてください」ってすぐに泣きついてしまう自分を変えたいんです。

外山うーん、どうなんだろう。変わらなくてもいいんじゃないですかね。打たれ弱いって、言い換えれば、繊細だったり、感度が高いって意味でしょう?だとすると、変わる必要はまったくなくて、強みとして活かしていけばいい。あとは成功体験だと思います。上手くいっていれば乗っていけるんだから、成功をひとつずつ増やしていければ問題ないんじゃないでしょうか。それを積み重ねていれば、自分の中でネガティブな気持ちも消化できるようになって、自然と打たれ弱いという感覚もなくなると思います。

下河原私、テレアポがめちゃくちゃ苦手なんです。それで、3回くらい連続で断られると心が折れそうになって…だけど、時々スムーズに話せたり、的を射た答えをできることもあって、それで少し気分が持ち直したり。日々悩みはつきません。

外山その苦労も、どう捉えるかだと思いますよ。X(旧Twitter)も、飛び込み営業も、テレアポもただの手段であって、目的じゃない。目的は仕事をとってきたり、自分が成長することですよね。そこをきちんと意識できていれば、多少のことでは心を折らずに過ごせるはずです。そんなに自分に対して悲観的になる必要はありません。近いうちに必ず報われる日が来ますから。

TALK 04人は、人に会うことで磨かれる。

外山仕事面では、こんなことがしたいってあるの?

下河原近い目標で言うと、先ほどおっしゃられたように、来年入社してくる後輩たちに圧倒的な差をつけて憧れられるような存在になることが目標です。5年後、10年後に目を向ければ、社長が大きな商談に行く際に連れていきたくなるような人材になっていたいです。

外山それは今の僕が商談に行く際に役員や部長クラスに声をかけて出かけているのを見て、そう思うということ?

下河原はい。とても信頼されているんだろうなと思っていて、私も早く社長から頼りにされるような知識や経験を身につけたいと思っています。

外山なるほど…、そう見えているんだ。僕は基本的にスタンドプレーの人で、ひとりで好きにやりたいタイプ。だから、誰かに同行してもらうときは、手伝ってもらいたいというより、僕が突然病気になったり、死んだりしたときに内容を知っておいてもらいたいから、というのが大きいですね。で、どういう基準で声をかけているかというと、勘がいいことと、僕の仕事を奪いにいけることです。

下河原勘がいいことと、仕事を奪いにいけること…

外山勘がいいっていうのは、僕が次に何を考えているか隣で察することができる力ですね。僕の仕事を奪うというのは、「社長、これやっておきましたよ」と先回りして行動できる力です。

下河原そのために今、どんなことに取り組めばいいでしょうか?

外山やっぱり、事務所にずっといちゃ駄目です。今、事務所にいる時間が長いでしょ?

下河原はい…

外山成長スピードは、現場でお客様にぶつかった回数が多いほど速まります。事務所で、仲のいいメンバーとばかり顔を合わせていても駄目なんです。現場に出れば、優しいお客様も、難しいお客様もいます。いろんな人とぶつかった分だけ経験値が上がって、成長できる。僕の新人時代は、事務所で昼飯食ってるやつは営業マンじゃないって言われていたくらい、外に出て人に会えって言われていました。それはあながち間違ってはいないと思っていて、人は人と会うことで磨かれる。自分の財産になると思っています。

下河原せっかく営業の仕事をさせていただいているので、もっと人に会いに行こうと思います。

外山そうですね。それをつづけているとコミュニケーション能力は確実に磨かれるはず。あとは、感度が高いという下河原さんの強みを伸ばしていけば、5年後や10年後に一緒に商談に行けるようになっているかもね。

下河原ありがとうございます!頑張ります!

共に磨き、共に輝く

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君はまだまだ輝ける。